留学生活に大きな影響を与える要素。
今回は重要です。
留学生寮についてです。
留学生寮の部屋は、一般に2種類あります。
一つは1人部屋、もう一つは2人部屋です。
あなたはどちらを選びますか?
まず、気になるコストを見てみましょう。
1人部屋の寮費は1日当たり、
●地方大学で40~60元
●大都市圏で80~100元
が相場です。
2人部屋はどうかというと、
●1人部屋の半額
が一般的です。
寮費って大きいんですよ。
毎日のことですから。
留学生活って1学期留学で150日、
1年だと330日です。
1日あたり30元の違いがあると、
1学期では4,500元、1年で9,900元、
日本円にすると6~13万円の違いです。
これは大きい!
じゃぁ、2人部屋で良いのか?
う~ん、どうかなぁ…
2人部屋ってどんな部屋だと思いますか?
一言で言うと、
●ホテルのダブルルーム
なんです。
8~10畳くらいの洋室に、
ベッドと机が2つずつあるだけ。
バストイレは2人で共用です。
いいですか、
よーくイメージしてみてください。
8~10畳くらいの部屋です。
そこにベッドと机が2つ。
これで空間はほとんど埋まってしまいます。
そこに常に2人でいるんです。
これね、
社会人にとってはキツイですよ。
絶対にストレスがたまります。
それ以上に大きな問題。
実は肝心の中国語の習得に影響が出るんです。
しかも非常に大きな影響が。
たまに勘違いしてる方がいらっしゃるんですが、
留学=授業に出る、だけではありません。
授業は毎日4コマだけです。
それで足りるわけないですよね。
午前は授業、午後は互相学習。
それで勉強が終わるわけでもありません。
授業の予習、復習もあるでしょう。
HSKを受ける人は対策学習も必要。
毎日コツコツ単語を増やすのは必須作業です。
午前中はしっかり授業、
午後はみっちり互相学習、
夕食を食べて部屋に戻ってきた。
よっしゃ、さらに勉強するぞ!
気合を入れてテキストを開いた。
と、そのとき、
ルームメイトが友達を連れて帰ってきた。
延々と続くおしゃべり。
もう、泣くしかないですよね。
確かにね、コストって大きな問題です。
でも、コストには削ってよいものと、
絶対に削ってはダメなものがあります。
特に社会人の場合、
会社を辞めてきているわけです。
語学を習得して、再就職しないといけないんです。
社会人にとっては留学とは投資です。
語学を習得して再就職する。
その前提で投資をするわけです。
であるならば、
中途半端に投資金額を削って、
語学習得というリターンを犠牲にする。
それはありえない。
違うでしょうか?
留学の成果を大きく左右する住環境。
ここにはコストを惜しんではダメです。
仮にコストを削るならば、
例えば、1人部屋が安い地方大学に目を向ける。
また、
2つの個室でバストイレを共用する、
ルームシェアタイプの寮を選べば、
コストは1人部屋よりも安くなります。
語学習得を確実に手にして、
再就職という目的を達成しなければならないのです。
成果を大きく左右する、
住環境での妥協は禁物です。
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【今週のまとめ】
1) 住環境は語学習得に大きく影響する
2) 2人部屋は最悪の学習環境
3) 成果を得たいなら1人部屋にすべし
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