中国留学情報

vol.085 1人部屋と2人部屋

留学生活に大きな影響を与える要素。
今回は重要です。
留学生寮についてです。


留学生寮の部屋は、一般に2種類あります。
一つは1人部屋、もう一つは2人部屋です。

あなたはどちらを選びますか?




まず、気になるコストを見てみましょう。



1人部屋の寮費は1日当たり、

●地方大学で40~60元
●大都市圏で80~100元

が相場です。


2人部屋はどうかというと、

●1人部屋の半額

が一般的です。



寮費って大きいんですよ。
毎日のことですから。

留学生活って1学期留学で150日、
1年だと330日です。

1日あたり30元の違いがあると、
1学期では4,500元、1年で9,900元、
日本円にすると6~13万円の違いです。

これは大きい!




じゃぁ、2人部屋で良いのか?
う~ん、どうかなぁ…




2人部屋ってどんな部屋だと思いますか?



一言で言うと、
●ホテルのダブルルーム
なんです。


8~10畳くらいの洋室に、
ベッドと机が2つずつあるだけ。
バストイレは2人で共用です。


いいですか、
よーくイメージしてみてください。

8~10畳くらいの部屋です。
そこにベッドと机が2つ。
これで空間はほとんど埋まってしまいます。

そこに常に2人でいるんです。


これね、
社会人にとってはキツイですよ。
絶対にストレスがたまります。



それ以上に大きな問題。
実は肝心の中国語の習得に影響が出るんです。
しかも非常に大きな影響が。



たまに勘違いしてる方がいらっしゃるんですが、
留学=授業に出る、だけではありません。

授業は毎日4コマだけです。
それで足りるわけないですよね。

午前は授業、午後は互相学習。
それで勉強が終わるわけでもありません。



授業の予習、復習もあるでしょう。
HSKを受ける人は対策学習も必要。
毎日コツコツ単語を増やすのは必須作業です。



午前中はしっかり授業、
午後はみっちり互相学習、
夕食を食べて部屋に戻ってきた。
よっしゃ、さらに勉強するぞ!
気合を入れてテキストを開いた。


と、そのとき、
ルームメイトが友達を連れて帰ってきた。
延々と続くおしゃべり。

もう、泣くしかないですよね。




確かにね、コストって大きな問題です。

でも、コストには削ってよいものと、
絶対に削ってはダメなものがあります。


特に社会人の場合、
会社を辞めてきているわけです。
語学を習得して、再就職しないといけないんです。


社会人にとっては留学とは投資です。
語学を習得して再就職する。
その前提で投資をするわけです。


であるならば、
中途半端に投資金額を削って、
語学習得というリターンを犠牲にする。

それはありえない。
違うでしょうか?


留学の成果を大きく左右する住環境。
ここにはコストを惜しんではダメです。



仮にコストを削るならば、
例えば、1人部屋が安い地方大学に目を向ける。

また、
2つの個室でバストイレを共用する、
ルームシェアタイプの寮を選べば、
コストは1人部屋よりも安くなります。




語学習得を確実に手にして、
再就職という目的を達成しなければならないのです。



成果を大きく左右する、
住環境での妥協は禁物です。




------------------------------------------------------------
【今週のまとめ】
1) 住環境は語学習得に大きく影響する
2) 2人部屋は最悪の学習環境
3) 成果を得たいなら1人部屋にすべし
------------------------------------------------------------


→ 次へ:選択科目とHSK補講
← 前へ:日本語学科の有無
→ 大学選びの秘訣:目次に戻る
→ 中国留学ゼミナール 目次に戻る

→ 「中国留学情報」トップページへ

留学お手続き代行

中国語が話せない、手続きの仕方がよく分からない、大学に連絡が取れないといった方のために、「中国留学情報」では留学お手続きの代行を行っております。お手続きの流れ、費用についてはこちらのページをご参照ください。お手続きのお申込み、中国の大学についてのご質問などは下記メールフォームからお気軽にご連絡ください。

ご質問・お問合せ

中国留学や大学についてのご質問、留学お手続きのお申込みなど、下記メールフォームからお気軽にお問合せください。土日祝日も含め24時間いつでもご送信いただけます!

ご本名
ご職業
中国語レベル
中国語学習歴
メールアドレス
お問合せ内容

※うまく送信できない場合はメールアドレス「lianxi@liuxue998.com」からご連絡ください。

大学を選ぶ

留学手続きサポート